財務情報

案件概要

• 所在地
• 近畿＞大阪府
• 従業員数
• 5人以下
• 譲渡資産
• 
  検査所許可(許可書類及び設備一式)、容器管理システム(Webアプリケーション/容器検査データ)
  兼業の個人事業主なので、「営業利益」管理会計上の粗利を記載しています。(粗利が最小になる様にしています。)　引き継ぐ負債などもありません。
• 譲渡理由
• 後継者不足のため(事業承継)
• 売却希望時期
• 指定なし
• 更新日
• 2022-10-17

※SNSアカウントなど無形資産の譲渡は運営会社等により禁止されている場合があります。交渉過程で十分にご確認ください。

ビジネスモデル

• 事業内容
• 高圧ガス保安法に定めらた高圧ガスボンベの法定検査所です。
  街で見かけるトラックに乗せたガスボンベ。　あのボンベの検査事業です。
  用途はとても多く、病院では医療用酸素、麻酔の笑気ガスやMRIのヘリウムガス。　金属加工関連業種ではアセチテンや酸素、アルゴンなど溶接・溶断など多くのガスが利用されています。
  飲食店でビールやハイボール、ドリンクバーの炭酸飲料等は液化炭酸ガスを使い、火力が必要な飲食店ではプロパンガスも使います。　都市ガス未提供エリアの戸建てやアパート等のプロパンもそうです。　街を走っている車に「高圧ガス」の警戒標が貼り付けてあれば高圧ガス関連業者さんなので、酒屋さんや電気屋さんもそうです。
  自動車関連でもとても多く使われていて、タクシーや教習車のLPガス、LNGトラックやバス、水素燃料電池(エンジン)自動車など、今後ますます拡大する業界です。
  2022年2月18日にはJR東がトヨタと日立と協力し、水素燃料電池と蓄電池のハイブリッド電車 HIBARIの試験運転開始を発表しました。　これからますます多くの乗り物に高圧ガスが利用されることとなるでしょう。
  
  また昨年秋頃、新型コロナウィルスの影響で医療用酸素がボンベ不足により枯渇したニュースは記憶に新しいと思います。
  これはボンベを所有(保管)すると言うことは、高圧ガス保安法では「貯蔵」に該当するため高圧ガス関連事業者や病院も多くのボンベを保管すると「貯蔵量」が増えて法的制約が増えるため必要最小限度に抑え、必要量に応じて使用済ボンベと充填済ボンベをオンデマンドに入れ替えて供給していたことが大きな原因の一つです。
  国家の危機管理上大きな問題点であることが明確になったので、ここは必ず規制緩和されます。
  その理由は通常運用でガス爆発が起こる確率は極めて低く、重傷者が増えるとすぐに酸素不足になり助けられる命が助けられなくなることを天秤に掛けた時その答えは明らかです。
  ボンベの製造数は急に増やすことができず、現在は自主ルールで廃棄していたボンベを検査受験し延命措置を行い在庫数を増やす努力をしています。
  ボンベの数が増えれば検査対象も増えます。
  
  設備も最新式です！　ポンプ本体は240MPa(2,400気圧)の超高性能なので配管交換等で、90MPa(900気圧)の超高圧水素ガス容器を150MPa(1,500気圧)で検査することも可能です。
  古い設備の検査所は25MPa(250気圧)の検査が基本の設備なので対応できません。
  
  これから超拡大傾向の高圧ガス業界で先駆者利益を得ることも可能です。
• 主な顧客
• 「事業内容」で記載した通りとても多くのところで利用されていて、気がついていないけど日常的に何らかの形で高圧ガスのお世話になっています。
  街中をぐるっと見回せば「事業内容」の業種等が見えると思います。
• 製品サービス
• 検査事業なので何か製造する事はありません。
  ※バルブのオーバーホールを実施する場合、PL法上の製造者になります。
  検査方法は高圧ガス保安法等によりとても厳しく細かく明確に定められているので、「検査」そのもので他社さんと差別化する事はできません。
  
  しかし不合格の物を不正に合格させる事はできませんが、ギリギリ合格の物を所有者と相談して廃棄したり顧客と直接やりとりすることで信頼を得たり、オプションサービスなどで単価を上げる事は容易に可能です。　※従来所有者と検査所の間に取次店が入ることが多くこの様に顧客と直接状況を伝えたりすることは難しかったです。
  
  また容器(ボンベ)にQRコードを貼り付けてあり、それを読み取ることで検査やメンテナンス履歴、耐圧検査の有効期限などが確認できるWebアプリケーションにアクセスでき、所有者だけでなく賃借者もその情報が確認でき安心に繋がっています。
  次回の検査予約もその画面からできます。
• 製品・サービスの販売・提供方法
• 法律で検査を受けないとそのボンベを使えなくなるので、所有者は一部の計画廃棄などを除けば必ず検査を受けます。
  車検切れの車でもセルフのガソリンスタンドで給油できますが、検査切れのボンベは充填所が充填してくれないので検査切れリスクは車検切れよりも低い確率です。
• 事業の強み/差別化ポイント
• 法令により必ず受験する必要があり、参入障壁がとても高いのでライバルが少ないことです。
  
  検査のよくある流れは...
  ボンベ所有者 → 販売店の集配トラック → 販売店のボンベ置き場 → 充填所 → 検査所 で返却も逆の流れになります。
  その為標準検査期間は2週間程度掛かり、何人も人を介するのでなぜ検査落ちしたのか？　なぜこんな部品交換が必要だったのか全く伝わってきません。　結果だけです。
  しかもその間は商売道具のボンベはお金を稼いでくれません。
  
  しかし所有者と直接取引することができるので最短当日中に終わりますし、所有者に直接状況を伝えたり希望を聞いたりすることができます。
  
  これが取次店を介さない検査所の強みです。　間に取次店がないので利益率もとても高いですし、仕入れや在庫がないので状況によっては大きな値引きで勝負することもできます。(今までする必要を感じずしたことはありません。)
  
  新規開拓もお試しで1本預かり無料で検査やその他役務サービスを提供してあげれば、これまでとの違いが分かります。　僅かな水道光熱費と手間とガソリン代だけなので、販促費としてはとても安価です。
  
  またボンベの所有者や賃借者が容器に貼り付けたQRコードからWebアプリケーションにアクセスでき、そのボンベの検査・メンテナンス履歴がいつでも確認できることも他社にはない独自性です。
• 補足情報（事業の課題や買い手への注意事項などがあれば記載しましょう）
• 冬が繁忙期なので2020年度はあまりコロナの影響を受けていませんが、2021年度以降はこちらから検査を控える様促したこともあり大きく影響を受けています。
  
  ※イメージしやすい物として沖縄など観光地のレンタカーと同じです。　客数も回転率も下がったので最低限必要な車だけ車検を通して、現状必要ない車は車検切れのまま駐車場に停めておくイメージです。
• 追記事項

その他の案件情報

• TRANBI以外にM&A業者等を利用して事業の譲渡を検討していますか？
• いいえ
• 事業の譲渡に際して何を最も重視されますか？
• 価格
• 事業の一番の魅力は何ですか？
• 知財・特許等の技術
• 事業の譲渡によって、顧客、取引先、仕入先、従業員等との関係に何らかの悪影響が出る可能性はございますか？
• いいえ
• 事業を売却した後も経営者として経営を続けたいですか？
• いいえ
• 過去、法令違反や業務改善命令等を受けたことはございますか？
• いいえ
• 過去、税務調査等により重要な指摘事項を受けたことはございますか？
• いいえ
• 経営者不在でも自走は可能ですか（事業運営は滞りなくまわりますか）？副業での運営は可能ですか？
• 未回答
• 買い手に必要な資格はありますか？
• 未回答
• 会社の株主、取締役、従業員、取引先、仕入先等に反社会的な組織・人が存在しますか？
• いいえ