財務情報

案件概要

• 所在地
• 九州・沖縄＞鹿児島県＞薩摩地方
• 従業員数
• 5人以下
• 譲渡資産
• 譲渡理由
• 財務的理由のため,事業の存続性に対する不安のため,戦略見直しのため,その他
  高度な加工技術力とノウハウはあるが、それを生かす設備を入手するための資金力が足りない事、大事な局面で後押しをご理解頂ける企業さまとの繋がりを期待し、また、営業力の強化も課題の中でご協力ご理解を頂き、防衛・エネルギー・航空事業など、更なる先端分野で活躍したい思いで譲渡を決意致しました。
  代表である私としては、経営からは退き、加工技術の継承や人材育成など現場に注力出来ればと考えております。
  タイミングを見誤った設備の先行投資により債務超過しておりますが、技術的な問題では無いので、仕事さえ当てが得ることが出来れば何ら問題はございません。
  また、数台保有している設備の中の２台は、2025年に支払いを完了します。
• 売却希望時期
• 3か月内
• 更新日
• 2024-02-15

※SNSアカウントなど無形資産の譲渡は運営会社等により禁止されている場合があります。交渉過程で十分にご確認ください。

ビジネスモデル

• 事業内容
• エネルギー・医療プラント保守部品・産業機器部品から半導体、航空宇宙事業までの試作開発から特殊案件までを扱う加工企業です。上場企業の一次下請として、また、商社を介した大手各メーカーの当社でしか無しえない特殊案件など高精度・複雑形状の切削加工技術で高評価を頂いております。
  
  ステンレス材が６割、一般鋼からインコネル718、プリハードン鋼熱処理後のハードターニングまで熟します。また、放電加工、研磨、表面処理（アルマイト・めっき）は協力工場に外注委託することにより、材料調達から加工・検査・納品まで自社一貫生産体制を構築しています。
• 主な顧客
• エネルギー・医療・航空宇宙・半導体・繊維関連などの日本を代表する大手メーカーの開発・特殊案件を引き合いに、商社を介しで数十社との取引関係があり、取引先の分野は比較的分散しているため景気に左右され難いところで受注は比較的安定しております。
  （分野によっては設備が足りないくらいです。）
• 製品サービス
• 多種多様な分野での、複雑な精密部品の製造を得意としております。
  
  加工素材はステンレス全般・アルミニウム全般・鉄・チタンが中心で、サイズは角物であれば４００㎜ｘ６００㎜ｘ３００㎜程度、丸物であれば外径φ６００㎜、芯間は２０００㎜までなら対応できますが、重量に制限があり、丸角問わず１５０ｋｇまでとなっております。
  難削材の部類では、６４チタン・インコネル625や718熱処理済の加工まで積極的にチャレンジしています。
  
  加工機械は同時５軸制御ターニングセンタ１台・同時５軸制御マシニングセンタ１台・高速マシニングセンタ１台、ナノ制御マシニング１台・NCフライス盤１台、１２軸中同時７軸制御自動盤１台、測定は一般的なマイクロメータやノギスの他、画像測定機や加工機内三次元測定・画像測定を用いております。一部の機械はμｍ単位の超精密加工が可能です。
• 製品・サービスの販売・提供方法
• 従業員は４０歳代が３名２０歳代１名の計４名、代表である私を含め５名で運営しております。
  
  工場は他社企業さまの一画をお借りして７年になります。加工環境としては申し分の無い恒温恒湿の中で設備自体にチラーもついており、室内・機内共に２４℃に保たれております。
  最近では、少人数ながらＩＳＯ２０１５に対応した生産管理システムを構築中で、認証は受けていませんが、当社独自の保証として、製品によって限定的に運用しております。
• 事業の強み/差別化ポイント
• 直近では、航空関連で高付加価値の量産の引き合いを頂いている他、エネルギー関連についても５年流動の量産の引き合いを頂いております。また、試作品等の多品種小ロット対応力（1個単位）にも優れています。元々、切削加工だけでなく、研磨や放電加工などにも精通している熟練の多能工職人で構成しており、それにより適正な工程設計により、高難度の加工部品において達成力に優れております。
  
  切削加工品において、丸物角物問わず、高度な技術力と最新の加工設備により柔軟に対応できます。
  
  周辺は精密加工業を中心とした工業集積地帯のため、多数の企業との協業体制が容易に構築できます。また、県立の工業技術センターや工業大学・国立大学との連携により、研究開発には最適な環境となっています。
• 補足情報（事業の課題や買い手への注意事項などがあれば記載しましょう）
• 現在、複雑な事情があり80％を保有する株主として他社が存在しておりますが、業種の違う企業と言う事もあり、保有する全株式を譲渡する事に同意を頂いております。
  
  計画範囲での債務超過は2022年まで、2023年に先端の高速通信事業向けの設備をある商社の話で先行を投資したが頓挫してしまい、他の分野で営業活動しております。長期な借入金はありますが、営業力と資金力の強化、新規導入設備以外の方は交代勤務でフル稼働しており、営業力のある同業者であれば、完済可能な水準と考えます。工場は土地建物ともに賃貸です。
  
  全員が熟練多能工ですので、当面の企業継続に問題はありませんが、若手工員の育成・技術伝承は今後の課題です。若手にとっては魅力的な航空宇宙案件を扱い、工場内は臭いも無いので環境的にも人材確保は容易で、就職について、問い合わせがあるほどです。
  
  ※以下の質問にお答えください
  ・当社に興味を持った理由
  ・これまでのキャリア（事業実績）
  ・買収資金の準備計画
  ・譲受後の経営方針
• 追記事項

その他の案件情報

• TRANBI以外にM&A業者等を利用して事業の譲渡を検討していますか？
• はい
• 事業の譲渡に際して何を最も重視されますか？
• 時期
• 事業の一番の魅力は何ですか？
• 人材
• 事業の譲渡によって、顧客、取引先、仕入先、従業員等との関係に何らかの悪影響が出る可能性はございますか？
• いいえ
• 事業を売却した後も経営者として経営を続けたいですか？
• いいえ
• 過去、法令違反や業務改善命令等を受けたことはございますか？
• いいえ
• 過去、税務調査等により重要な指摘事項を受けたことはございますか？
• いいえ
• 経営者不在でも自走は可能ですか（事業運営は滞りなくまわりますか）？副業での運営は可能ですか？
• 未回答
• 買い手に必要な資格はありますか？
• 未回答
• 会社の株主、取締役、従業員、取引先、仕入先等に反社会的な組織・人が存在しますか？
• いいえ